tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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有り得ないっつーの‼…<つかつく>  13.



<此の二次小説『有り得ないっつーの‼…<つかつく>  13.』の<司side>は、『有
 り得ないっつーの‼…<つかつく>  10.』と『有り得ないっつーの‼…<つかつく
 >  11.』の補足部分に成っております。
 重複して居る部分も在りますが…。
 了承願います。>



<司side>


俺が言った言葉が、端を発したのは言うまでもねぇのだが…。



~~【あの時のF3の会話】


「親父からも、姉貴からも、“早く、牧野さん(つくしちゃん)を捕まえて来い‼”って、
 煩く言われてる。
 今は、俺も、イギリス支社の支社長をしてんだ。
 “つくしが、イギリスに戻るなら、恋人として、一緒に、イギリスに戻りてぇ‼”と、俺
 は思ってる。
 ダメか、つくし…?
 俺と、結婚してくれねぇか?」


俺は、自然な形で、態と、『牧野』では無く、『つくし』呼びをして居た。
しかも、俺は、自然な形で、つくしにプロポーズして居た。


だからだろうか?
つくしもだったが…?
F3&T2も、驚愕していた。


其処に、あきらが、口を開いて来た。


「おいおい、其れはねぇだろ?
 お前等が、上手く行くまで、俺等は、婚約だけで…。
 結婚も、待って遣っていたのに…よ。
 俺等を先越して、結婚は許さねぇぞ‼」


総二郎も、怒って(イカって)る様子だった。


「司、いい加減にしろよ‼
 お前等の結婚は、俺等の後だから…な。
 俺も、先越しは、許さねぇぞ‼」


俺は、一応、威嚇して於いたが…。
こいつ等に通じる訳もなく、跳ね返された。


「はぁ~??」
「「嫌々、ねぇぞ‼」」


結局、話しは、延々、纏まらず、延長戦に縺れる事と成った。  ~~



俺が、つくしに言い始めた言葉のせいで、俺とつくしが、“日本に居る間に…。”と、俺等 F3の結婚の日取りを、F3(類を除く)とで相談する事に成って居た。


だから、俺は、総二郎とあきらに呼び出されていた。



で、俺と総二郎とあきらの話し合いの結果…。


俺等 3組のCPは、“来年、挙式・披露宴をしよう‼”という事に成った。


“後は、俺が、つくしに、正式にプロポーズして、婚約を交わすだけだ‼”と、俺は、算段して居た。



そして、結婚順に関しては、F2が、俺等を待って居てくれた事から、今回は、俺は、身を引いて遣った。


そして、F3で相談した結果、総二郎➡あきら➡俺の順と成った。


同じ年の1年以内の内に籍を入れる事に成り、結婚式・披露宴を行う事と成った。


まあ、不服では有るが…。
“仕方ねぇな。”と、思う俺が居た事も、確かだった。


今回は、こいつ等 F3のお陰で、俺とつくしの寄りは戻った様なもんだから…な。


まあ、許して遣るか‼



<つくしside>


何だか、結婚の件に関しては、強引に話しが決まって居たみたい…だった。



で、日本に帰国して帰って来た私の下に…。


何処で、聞いて来たのか?


椿お姉様が、私の事務所に、会いに来てくれた。


「つくしちゃん…‼」


私は、何時もの如く、失神するのでは無いかという位の力で、椿お姉様に抱き締められていた。


「えっ??
 椿お姉様…?」


そして、私の力が抜けた事に気が付いた椿お姉様は、私から、離れてくれた。


そして、椿お姉様は、心配そうに、私を見詰めて来た。


「つくしちゃん、ごめんなさい。
 大丈夫…?」
「はい、大丈夫…だと、思います。」


そして、私は、狐に摘ままれた気分だったのに…。


椿お姉様は、怪訝な顔付きに成って居た。


私は、椿お姉様に確認をした。


「私が、此処に居る事を、如何して分かったんですか?」
「そんな事は、簡単よ‼」


悪びれる素振りも無く、答えて下さる椿お姉様には、脱力感しかなかった。



そうなのだった。


忘れていた。


道明寺家が調べると成れば、個人情報も有ったもんじゃ無かったのだ。
ダダ洩れなのだった。


弁護士をして居る私にとっては、“有り得ないっつーの‼”と、言いたく成る事案だった事は、言うまでも無いのだが…。


だが、私には、何も、言い返せなかった。
其れが、道明寺姉弟で在り、道明寺家だったのだから…。


で、物思いに耽って居る時…。


椿お姉様に声を掛けられた。


「つくしちゃん…。
 お母様が、ごめんなさいね。」
「えっ??」


私は、何の事を言われているのか、本当に『??』だった。


私は、驚愕顔にでも、成って居たので在ろうか?


椿お姉様は、吃驚した様に、言葉を重ねて来た。


「お父様が、2回目に倒れた何て…。
 お母様が、つくしちゃんに嘘を伝えた事よ。」
「あぁ~、その事ですか?
 司から聞かされて知って居ます。
 だから、私は、大丈夫…ですよ。」
「つくしちゃんは、そう言ってくれるけど…?」


私は、後悔して居ない事を椿お姉様に伝えた。


「司と、あの時、別れて居たから…。
 日本でも、イギリスでも、弁護士資格が取得出来たと、今では、私は、思って居ます。
 もし、あのまま、司と付き合って居たら…。
 日本では、弁護士資格を取れたと思いますが…。
 現役で取得出来たか如何かは、不透明ですし…。
 イギリスへの渡英も、司から、反対されて居たかも知れません。
 それに、静さん共も、再会出来て居なかったと思います。
 だから、此れで良かったんだと思います。
 最終的には、司と、また、恋人として、一緒に居られるんですから…。」
「つくしちゃん…?
 そう言ってくれて、本当に、有難う‼
 つくしちゃんが、優しい女性で、本当に良かったわ‼
 司は、幸せ者よね。
 何か有ったら、何時でも、私に言って来てね‼
 司を蹴り飛ばして上げるから…。」
「頼りにして居ます‼」


私は、苦笑いだった。


椿お姉様は、嘘偽りない方だから…だ‼
遣ると言ったら、そう為さる事は、目に見える様だったのだから…。


ほんと、頼りに成る椿お姉様…。


“これからも、宜しくお願いします。”と、私は、心の中でも、言って居たのだった。

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