tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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慕情そして恋情…<つかつく>  28.




<オリキャラが出て来ます。   申し訳御座いません。>



<翼side>


類おじさんとあきらおじさんと桜子さんにメープルのラウンジのVIPルームに集まって頂いた。


あきらおじさんが口火を切ってきた。


「俺等だけか?
 珍しいメンツだよな?」
「翼が悩み事が有るらしくてね。
 司と牧野には、話し出来ない。
 総二郎と松岡が居ると話しし難いって言うからさ。
 だから、このメンツ‼」
「翼、悩みって何だよ?
 言ってみな‼」


で、俺は、俺の悩みをF2のおじさん達と桜子さんに話しした。


「成程な‼
 そりゃあ、総二郎と優紀ちゃんが居れば、話しし難いわな。」


俺が好きに成った女性は、母さんの第1秘書で、総二郎おじさんと優紀さんの姪っ子さん…。


名前は、『西門麻耶』さん。
姉弟は、お弟さんが居るらしい。


「翼、告らねぇのか?」
「出来たらそうしたいけど…
 恋人が居るかも聞いて無いし、恋人が居たらショックでしょ⁉」
「翼、マジで、司の息子(こ)か?」
「一応…は。」


此処で、桜子さんが助け舟を出してくれた。


「私から、先輩と優紀さんに話ししてみましょうか?」
「えっ、良いですか??」


急に、俺の気分は浮上した。


「そうだな。
 桜子に、話ししてもらう方が、良いかもな⁉
 桜子はこう言うの得意だろ⁉
 上手く立ち回ってくれるぞ、翼‼」


類は、呆れていた。


「はぁ~
 あきら、こんな所で、奥さんの事で、惚気ないでよ‼」
「はぁ~??
 惚気てんじゃねぇの。
 ほんとの事だろ?」


そう言いながらも、俺の事を心配してくれるおじさん達には感謝だよな。


ほんと、父さんの息子(こ)として、生まれて来て、良かったよ。



あれから、数日が経ったある日、あきらおじさんから、連絡が来た。


“翼、桜子が、牧野と優紀ちゃんに話ししたらしい。
 今日にでも、牧野から、何か聞かれるかも知れない。
 心して掛かれよ‼”
「おじさん、有難う御座いました。
 桜子さんにも宜しくお伝え下さい。」
“了解‼”


上手く行くかは分からないが、何とか、母さんに分かってもらえる様、話ししないとな‼




<つくしside>


桜子が、突然、私の執務室に現れたかと思えば、物凄い爆弾的言葉を紡ぎ出した。


「先輩、知ってます~⁉」
「何を??」
「翼君に好きな女性が現れたらしいですよ‼」
「はぁ~??」
「翼君も、もう30オーバーですよね?
 そろそろ、好きな人が居ても可笑しくないでしょ?」
「そりゃあ、早く現れて欲しいとは思っているけど…⁉
 で、桜子は知ってるの、翼の好きな娘(こ)って…?」
「はい‼」
「“はい”って…。」
「知りたいですか?
 先輩の身近な女性ですよ‼」
「私の身近な女性??」


私は、首を捻りながら、暫し、考えて居た。


其処に、私の執務室に麻耶ちゃんが、珈琲を持って入って来た。


私は、麻耶ちゃんの顔を見て、暫し、見詰めてしまっていた様で、麻耶ちゃんが不思議な顔をして、私に声を掛けて来た。


「専務っ?」


私は、覚醒したが如く、我に返り、思わず、大きな声で叫んでしまった。


桜子、もしかして、麻耶ちゃん??


桜子は耳を塞ぎ乍ら、私に言い返してきた。


「先輩、声、大きいですよ‼
 麻耶さんも吃驚してますよ。
 そうですよ‼」


私は、嬉しかった。
翼が、麻耶ちゃんを好きに成ってくれた事が…
だからだろうか?
私は、異常に、テンションが高かったらしい。


「ちょっと、大変じゃない?」
「麻耶ちゃん、翼を呼んで‼」


名前を言われている麻耶ちゃんも驚愕していたが…。
桜子は、更に、驚愕した様な顔付きをしていた。


「先輩、翼君を此処(つくしの執務室)に呼んで如何するんですか?」
「だから、翼に真意を確認するの?」


桜子は、呆気に取られた様な顔付きをしていた。
如何やら、私は、桜子から、呆れられたらしい…。

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