tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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助け出したい…<つかつく>  2.




<つくしside>


正面衝突に寄る事故で、怪我人が運ばれて来ると、一報を聞いて、私は、一瞬、躊躇った。


何故なら、トラックとリムジンとの事故だと報告が入ったからだった。


私は、ふら付いた。
いつも、冷静沈着な私が、よろめいた事に寄り、皆が、私に声を掛けてくれた。


特に、師長は、苦笑いを浮かべながら、言ってくれた。


「牧野先生らしくないですね。
 冷静さを失っていますよ‼
 大丈夫ですか?」
「少し、寝不足ですかね?」
「無理は、禁物ですよ‼」
「お気遣い、有難うございます。
 気を付けます。」


そんな事を言いながら、患者が運ばれて来るのを待って居た。


私の嫌な予感は的中した。


唯一、話しが出来そうなのは、西田さんだけだった。


西田さんと私は、眼と眼が合って、お互い驚愕していた。


「西田さん…っ⁉」
「牧野さん…っ⁉」


患者のMRI・CT等の検査の間に、私は、西田さんに他の怪我人の様子を聞いて居た。


「怪我人が、事故当時、どんな様子だったかを教えてもらえますか?」


私は、ドクターとして、冷静に訊いて居たつもりだった。
だが、声は上擦っていたので在ろう⁉


どのドクター・ナースからも、驚愕顔で見られていた。



<西田side>


私は、驚愕してしまった。


まさか、牧野さんがドクターに成って居ようとは…⁉
確か、牧野さんの高校生の頃の夢は、弁護士と窺って居た。


余りの衝撃に私は、声が、上擦っていた。
勿論、牧野さんも然りだった様だ。


私は、牧野さんに、司様の事故後直ぐの様子を、事細かに伝えた。
勿論、司様の記憶の件に関しても然りだった。



後で、院長より、教えられた。


牧野さんが、此処の救急救命センターの副センター長をして居る事を…。


若手ドクターの中では、かなり、優秀なのだそうだ。


牧野さんは、ドクターに成ってからは、救急救命一筋だそうだ。
ベテラン医師という訳だ‼



私が、推測するに、司様の高校生の頃の事故の件が、影響している様子だった。


私は、この事が切っ掛けで、司様が、良い方向に変わって頂けたらと、節に願っている。



そして、司様の手術を牧野さんが担当して下さったそうだ。


私は、別のドクターだった。


私は、左足の骨折だけで済んだ。


だが、司様は…。
事故後の状態だと、意識は無い様子だった。



そして、手術後は、私も含め、司様は、特別室に入院と成った。


勿論、SPは常駐である。


だが、私も含め、司様の主治医は、牧野さんとは別の男性ドクターが担当と成った。


牧野さんの後輩に当たるそうだ。


この事が、切っ掛けで、後には、一波乱起こる事は言うまでも無かった。


『如何か、牧野さん、成る様に成って下さいませ‼』


と、心の中で、節に願う私だった事は、言うまでも無かった。




<2.は、短めで申し訳在りません。>

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