tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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あの時と変わらない君へ…<つかつく>  11.




司は、エリィー(=つくし)と、親密に成る為に…。
“道明寺HDとのスポンサー契約が出来ないか?”と、父親で在る 道明寺会長に相談を掛けた。


勿論、了承を得られた事は言うまでも無い。


その為、実行に移そうと考える司だった。


先ずは、あきらに相談を掛けた。
其処を無にする訳には行かない事は、分かり切って居る事だった。


その為、あきらを司の執務室に、打ち合わせと評して呼び出し、相談を掛けた。


司は、神妙な顔をして、あきらに訊いて居た。


「あきら…。
 親父からも、了承は得られた。
 エリィーとのスポンサー契約を了承してもらえねぇか?」
「マジか?」
「ああ、あいつに近付くには、此れが一番近道だろ?」


だが、あきらは、困惑した顔付きで、司に答えていた。


「まあ、そうだろうけど…よ⁉
 その件については、俺は何とも言えねぇな。
 悪ぃが…‼」


司は、分かって居たとは言え、あきらから、誘導してもらうつもりで居たのだった。


だが、司が動きたい旨を、了承してもらうつもりで、あきらには、確認して居た司だった。


「やはり、エリィーの事務所のオーナーを通す方が良いだろうな?」


あきらは、“仕方ねぇな‼”と、動いて遣るつもりに成って居た。


「そうだな?
 一応、オーナーには、俺から目廻しして於いて遣るよ。」
「悪ぃな。
 頼んだよ‼」


あきらは、しみじみ、司に言って除けていた。


「司から、礼を言われるとはな⁉
 女一人で、こうも違うんだな⁉」
「うるせぇ~」
「まあ、取り敢えず、待ってろ‼」
「ああ。」



そして、一週間後に、芸能事務所のオーナーで在る エリィーの養母と会う事に成った司とあきらだった。


あきらも、勿論、同席しての事だった。


其処で、司は、つくしとの過去を、エリィーの養母に伝えて居た。


「俺は、エリィーが、記憶を失くす前のつくし時代の彼氏だったんだ。
 所謂、俺とつくしは、恋人同士だった。」


エリィーの養母は、司が、如何言って来るのか?
じーっと、観察していた。


「そうでしたか…⁉
 ですが、今のエリィーには、その当時の記憶は有りません。」


司は、頷きながら、エリィーの養母に返答した。
そして、了承してもらえる様に、話ししていた。


「その事は、承知している。
 しかし、エリィーとの接点は、現在の俺は、あきらの親友と言う事以外ねぇ…。
 だから、無理矢理にでも、現在のつくしと俺との接点を結びたい‼
 協力をしてもらえねぇだろうか?」


神妙な顔付きの司に負けて、エリィーの養母は、司の提案に、“呑んでも良い‼”と、思い直していた。


「それは、如何言ったご用件でしょうか?
 事と次第に寄っては、ご協力をさせて頂きます。」
「そう言ってくれて、感謝する。」
「………」


エリィーの養母は、司が、お礼を言ってくれそうな感じには、見えなかったので、些か、驚愕気味で在った。


「実は、親父にも了承を得た。
 親父とは、道明寺HD会長だ。
 まあ、現在は、社長も兼ねているが…。
 うち(道明寺HD)とのスポンサー契約をエリィーと、取り交わしたい‼
 如何だろうか?」
「………」


エリィーの養母は、驚愕気味で、声も出せなかった。


企業経営者なら、誰もが、道明寺HDと、コネでも良いから、接点を持ちたいと思うだろうに…。


『エリィー』との接点を持ちたいと言うだけで、こんな簡単に、“うち(エリィーの養母
が経営しているエリィーの所属 芸能事務所)と、スポンサー契約を持ちたいとは…?”と、困惑気味のエリィーの養母だった。


否、“エリィーと…。”と、言う寄り、つくしとの接点を持ちたがっている様に感じたエリィーの養母だった。


“それでも、良いのかも知れない…。”と、思い直していたエリィーの養母だった。


何故なら、『エリィーの養母が経営しているエリィーの所属 芸能事務所』の飛躍の為でも有るからだった。


司を蔑ろには出来ないと思うエリィーの養母だった。


なので、エリィーに了承を得ないまま、エリィーの養母は、司と契約を結ぶ事に成った。



此処に、エリィーは…。


*芸能事務所は、エリィーの養母が経営しているエリィーの所属 芸能事務所


*音楽関連(CD制作…等)は、あきらの会社で在る美作商事の傘下の音楽関連企業が、
 担当する事に成っていた。


*エリィーの養母が経営しているエリィーの所属 芸能事務所は、スポンサーとして、
 道明寺HDと、スポンサー契約を取り交わした。


という、図式に成った。



<此の二次小説『あの時と変わらない君へ…<つかつく>  11.』は、短めに成って
 折ります事をお詫びします。>

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