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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Xmas party【もしも類とつくしが兄妹だったら(家族編)】…<つかつく>  番外編①




<『もしも類とつくしが兄妹だったら(家族編)…<つかつく>』の番外編として、 
 『Xmas version』をお送りします。
 今回は、道明寺家だけversionです。
 花沢家は出て来ません。
 お詫びします。>



【道明寺つくし 編】


12月の頭から、NY出張に行って居る筈の司から、つくしの下に、急に、連絡が来た。


“つくし、子供達は、何時から、冬休みだ?”
「22日からだけど…?
 何、如何したの?」
“親父とお袋の許可が取れた。
 21日の夜のフライトで、子供達と一緒に、NYに来い‼”
「えぇ~??
 ほんとに、許可が取れたの?」


そうなのである。
毎年、この時期、恒例のNYの年度末決算の為…。
また、NYの取引先との交渉の進度を進める為…。


司は、NY出張と言う名の駆り出しで、毎年12月は、1日から1ヶ月間、NYに出張していた。


“ああ、12月中は、例年通り、俺は、帰れそうにない。
 だから、今年は、お前等が、来い‼
 まあ、つくしは、覚悟しといた方が良いかもな⁉
 多分、こっちで、お前は、駆り出されるぞ(笑)‼”


そう言われると、“まあ、でしょうね?”とは、思って居たが…。
お義父様とお義母様の本音は、それが一番の口実かも…?


「………。
 じゃあ、私の秘書は、この事を知っているって訳?」
“まあ、多分な?
 今日、お袋の秘書から、打診が有ったんじゃねぇか?
 例の企業からのオファーらしいぞ‼”
「そう何だ。」
“で、例の企業の会長夫妻の主催パーティーが有るから、つくしは、俺のパートナーで
 出席な‼”
「それが、口実じゃないの?」
“其れだけじゃねぇぞ‼ 
 1か月も離れてるのは、既に、限界なんだっつーの‼”


其の言葉を聞いたつくしは…。
“私と…?
 其れとも、子供達と…?”と、確認したくなった。


「其れって、私と…?
 其れとも、子供達と…?」


司は、呆れていた。


司は、つくしの言葉を聞いて、“俺等は、何年、夫婦を遣ってるんだ?
 いい加減、分かれよ‼”と、つくしに言いたく成った。


“あのな、子供達と、離れてる事も寂しいけど、一番は、お前だろ?”


司の甘い声で言われた事もそうだったが、つくしは、司の甘い言葉に照れていた。


司は、ニヤニヤ顔に成りながら、“誰に見られている訳じゃねぇだろうけど…。
多分、つくしの顔は、真っ赤だろう…?”と、TELの向こうで悟っていた司だった。


「うん、嬉しいよ‼」
“お前は、いつもそうだよな?
 俺が、出張に行ってて、直ぐに、お前を如何こう出来ねぇ時に限って、可愛い事言うん
 だよな?
 つくし、NYに着いたら、覚えとけよ‼”


司の言葉に、つくしは、“ヤバい‼”と、焦っていた。


「じゃあ、取り敢えず、子供達に話しするね。
 司と、NYで一緒に居れる事を楽しみにして居るね。」
“お前、ほんと、ムカつくなぁ~。
 そう言う事言う時は、俺が傍に居る時に言えよ‼
 何で、俺が、つくしの傍に居ねぇ時ばっか、そう素直なんだよ?
 ほんと、覚えとけよ‼”


つくしは、心の中で叫んでいた。
“きゃー、しくじった⁉”と…。


如何やら、『墓穴を掘った』らしいつくしだった。



で、つくしから、子供達に21日の夜のフライトで、NYに渡米する事が伝えられた。


喜び出す翼・蘭・翔・すみれだった。


翼と蘭は、小学2年、翔とすみれは、幼稚舎 年長に成って居た。




一番、喜んで居るのは、普段会う事が儘ならない保と楓だったのは、言うまでも無かった。


つくしと孫達が、渡米して来る事が決まった12月中旬頃からの保と楓は、クリスマスプレゼント選びに余念が無かったのは、言うまでも無い。


其れと、如何やら、普段、パーティー等で、孫自慢ばかりされて、悔しがっていた楓は、孫達をパーティーに連れて行き、自慢する事を、密かに企んでいた。


その為、翼と翔の為のタキシード・蘭とすみれの為のドレスを密かにオーダーしていた。


こっそり、タマに、サイズを確認してまで…。


保は、その事に関しては、呆れるしかなかった。


取り敢えず、久し振りに孫達と、会う事を楽しみにしていた保と楓だった。




<此方sideの諸事情に寄り、明日の此の『Xmas party…<つかつく>』の二次小説は、
 お休みさせて頂きます。
 お詫び申し上げます。>

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