tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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今のは、何…⁉【飲み過ぎた後は】…<総優>  続編①




<のっけから、負のオーラ全開な始まりで、申し訳御座いません。
 『spin off』故、外せない場面と成りますので、ご了承願います。
 お詫びします。>



在る女性が、パーティー会場で見掛けたと言う女性とは…。


在る女性が、兼ねてから、妬みを蓄えている女性だった。


この在る女性は、心中穏やかでは無かった。


何故なら…。


在る女性が、好意を寄せていた男性が、自分自身(在る女性)に興味を惹かなかったのは、“この女のせいだ‼”と、逆恨みをしていたのだ。


“確か、あの女…?
 あの時の………。”


と、恨み節を心の中とはいえ、思う位なのだから…。


余程、心の中は、穏やかとは、言えなかった。


だが、男性から言わせれば、全くの逆恨みとしか言い様が無い状態だった。


元々、其の在る女性には、男性から言わせれば、全くの興味が無い女性だったのだから…。


唯、その時、その時を、楽しんで終わりの女性だったのだ。


言葉は、女性にとっては、大変、失礼極まりない言葉では有るが…。
其の男性にとっては、所謂、捨てられるが前提の女性だったという訳だ。



其の男性が、あの時思って居た事は…。


『何の興味もねぇ、唯のヤる為の女より、俺の身も心も暖めてくれる女の方が大切なん
 だっつーの‼』


其の男性が思って居る本当の気持ちを、在る女性が知れば…。
此の在る女性は、逆上、この上ない状況に成るのは、目に見えていると言え様…。




<総二郎side>


俺と優紀は、あの日…。


俺が、あの時、優紀をお持ち帰りしたあの年末のあの日から、本当に付き合い出した。


それまで、『女遊び』が絶えなかった俺は、其の行為自体が、一切、成りを潜め、あきらだけじゃなく、F2&T3からも、疑いの眼差しで見られる様に成った。


俺に、“何が、起こって居るんだ?”と…。



また、家元、家元夫人である俺の両親でさえも、俺に、“何が有ったんだ‼”と、聞いて来る始末。


どいつもこいつも…⁉
“俺は、どんな風に思われてんだ‼”と、言いたくなった。←多分、『遊び人』かと…。
                               by  天の声



で、俺は、“一人暮らしをして居る。”という、優紀を、俺のマンションに引っ越しさせて、一緒に住まわせて居る。


所謂、同棲を開始し始めたのだった。



勿論、俺の時間さえ合えば、俺のマンションの茶室(リフォームの際、茶室を作ってもらった。)で、高校卒業以降、茶から離れているという優紀に茶の稽古を付けて遣っている。


優紀は、何時の間にやら、メキメキと上達してやがる。


『俺の眼に狂いは無かった』と、俺は、俺自身を褒めて遣りたかった。



で、茶会で、亭主を務めた際、俺の茶の味も、“良い方に変わった。”と、重鎮から言われたとかで…家元、所謂、俺の親父に呼び出された。


その時に、優紀も(西門)邸に連れて行った。


優紀は、“出しゃばりたくは無い。”と、(西門)邸に行く事を嫌がったが、此処で会わせて於かなければ、今後、チャンスが少なく成ると思い、連れて行く事にした。



そして、優紀は、親父とお袋と、ご対~面に成った。


親父とお袋には、一切、伝えて無かったので、驚愕して居たが…。


俺の茶の味が、良い方に変わったと言うなら、其の原因は何なのかを、本人を連れて行って伝えた方が早ぇと思っての事だった。


俺から、口を開いた。


「親父、お袋…。
 俺が、今、付き合っている女性…。
 まあ、俺の初めての恋人と言うべきだな。
 『松岡優紀』って、言うだ…‼」


優紀は、緊張した面持ちで、親父とお袋に挨拶していた。


そして、親父とお袋に、優紀は、挨拶しながら、頭を下げていた。


「お初にお目に掛かります。
 松岡優紀と申します。
 宜しくお願い致します。」


親父は、俺に特定の女の影が有る事を、SPから、事前に報告が有ったそうだ。


「SPからも、報告は上がって来ていた。
 だから、総二郎から報告して来る事を待って居た。」


成程…。
だから、今まで、俺に愛想も無かった親父が、ここ最近、再三に渡って、煩く言って来てたのかよ…?


「そう言う事か…⁉」


横を見れば、優紀は、驚愕していた。


親父は、俺に茶を点てる様に言って来た。


「其れじゃあ、総二郎。
 重鎮達が言って居た茶の味を、私にも味合わせてもらおうか?」


俺は、優紀を認めてもらいたい一心で、茶を点てた。


俺の茶の味、如何(いかん)に寄っては、優紀を『認める』 or 『認めない』が決まって来る様な気が、俺にはしていた。



そして、親父は、優紀にも、茶への関心がどれだけあるか?
聞き出し始めていた。

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