tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  26.




<此の二次小説『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  26.』の中に出て来る一
 部の言葉に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  25.』のエピローグ
 <リムジンに乗車後の滋 と 優紀 と 桜子との会話>】


桜子は、滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人への滋からの要望の話しを聞いて居た時点で、ずーっと、気に成って居た事が有ったのだ。


だからだったのだろう。 
桜子は、滋 と 優紀と一緒に大河原家のリムジンに乗車後、滋に聞いて視たのだった。


「滋さん…ご両親にあんな事を言って、良かったんですか?
 あんな風に、大河原のおじ様とおば様に先輩の此れからの事をお願いして…。」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋は、茶目っ気たっぷりに、優紀 と 桜子に言って魅せて居たのだ。


「ちょっと、強引だったかな?」と…。


其処で、滋からのそんな言い方を聞いて居て、滋自身が自身の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人に、何を言いたかったのか?
此の時の桜子には、分かった様な気がして居たのだった。


だからだったのかも知れない。
此の時の桜子は、滋からのそんな話しに同調するかの様に、態と、そんな風に、言って除けるのだった。
先の言葉を、滋に促すかの様に…。


「そうですね。
 ちょっと、強引だったかも…。」と…。


其処で、滋は、真剣な顔付きに成って、更に、優紀 と 桜子に話しし始めるのだった。


「仕方無かったんだよ。
 だって、つくしは、両親と弟を、一瞬で亡くした事に成るんだよ。
 しかも、其の場に、つくしも一緒に居た状態で、つくしだけが生き残った状態で…。
 と言う事は、つくしの家族は、もう、此の世には居ないんだよ。
 こんな悲しい事って有る?
 其れに、意識を回復した後のつくしが其の事を知ったら、つくし自身、如何言う行動に出
 るのか?
 私には、手に取る様に分かるんだよ。
 だからこそ…。
 今のつくしには、『家族』が必要…何だよ。
 つくしを支えて上げられる様な家族が…。
 其の役目を、私がしたいの。
 事前に、優紀 と 桜子に相談もせずに、私一人で勝手に行動した事は、悪いと思ってる
 よ。
 でも、其れでも、私に任せて欲しかったの。
 其れに、私は、つくしに償いたいの。
 司 と  つくしの二人を離れ離れにしてしまった償いを…。
 だから…さ。
 勝手に行動して、ご免!」と、優紀 と 桜子に頭を下げ乍ら…。


だからだったのだろう。
此の時の優紀 と 桜子は、お互いの顔を見合わせ乍ら、頷き合った後…。
それぞれ、滋に話しし始めるのだった。


「滋さん、顔を上げて下さい。
 今は、まだ、17歳の未成年で在る つくしの『法廷代理人』を、誰かに成って貰わなけれ
 ば成らなかったのなら…。
 其れは、大河原のおじ様とおば様が相応しい事は、誰が如何見ても、一目瞭然だと思いま
 す。
 大河原のおじ様とおば様は、世間でも知られて居る立派な地位の在る方ですから…。
 其れに、私の父親は、一介のサラリーマンです。
 ですから、うち(松岡家)では、却下されて居たかも知れません。」


「其れに、私の祖母も、家柄がどうのこうのという前に、年齢的に、却下されてしまうかも
 知れません。
 やっぱり、大河原のおじ様とおば様が相応しい事は、誰が如何見ても、優紀さんが仰る通
 り、一目瞭然だと、私も思います。
 ですから、此れは此れで、良かったんだと思いますよ。
 でも、私は、事前に、相談して欲しかったですけど…ね。」と、嫌味かの様に…。


だからだったのだ。
此の時の滋は、そんな風に、自身に言って来た桜子に対して、更に、謝って魅せるのだった。


「本当に、相談もせずに、勝手に、決めてご免!」と…。


だが、此の時の桜子は、そんな滋に、更に、言って除けるのだった。


「今回は、滋さん自身、先輩の事を思ってした事でしょうから、許しますけど…。
 今度…は、有りませんから…ね。
 先輩の事でしたら、どんな事でも、優紀さん と 私にも、話しして下さいよ。
 今度からは、勝手に、コトを進めないで下さいよ。」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋は、許された事に気を良くしたのか?
満面の笑みで、そう言って来た桜子と約束するのだった。


「うん、分かってるって…。」と…。


だからだったのだろう。
反省して居るのか? or して居ないのか?
全く、訳が分からないそんな滋を見て居た此の時の桜子は、そんな滋に対して、呆れ乍らも、“はぁ~。”と、溜息を吐く(つく)のだった。


そして、此の時の優紀は、そんな滋を観て居て、“可愛い。”と、自身より年上で在る筈の滋に対して、そう思い乍ら、クスクスと笑って居たのだった。


其れは、何方が年上なのか分からない様な会話をして居る滋 と 桜子のそんな遣り取りを観て居たからなのかも知れない。


だからだったのだ。
此の時の滋 と 優紀 と 桜子は、此れからのつくしの事を、3人で見守り続ける事を誓い合うのだった。



そして、其の後の滋 と 優紀 と 桜子は、『三人寄れば文殊の知恵』と、言わんばかりに、3人で相談し合った結果、桜子の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様に相談を持ち掛ける事に成るのだった。


云わば…。
あの一件以来、滋は、つくしの事に関して、優紀 と 桜子に、必ず、相談する様に成ったという訳…だったのだ。



【『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  25.』のエピローグ
 <滋達 T3寄りも、先に、〇〇病院を出て来た滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原
  夫人との会話>】


其れは、大河原家のリムジンでの会話…だったのだ。


先ずは、滋の母親で在る 大河原夫人が口火を切ったのだ。


其れは、まるで、滋の父親で在り、自身の夫でも在る 大河原社長の気持ちを訊き出すかの様に…だったのだ。


「もしかしたら、滋は、牧野さんの本当の『お姉さん』に成りたいのかも知れないわ。」と…。


だが、其処で、此の時の滋の父親で在る 大河原社長は、自身の見解を述べ始めるのだった。


「勿論、滋の気持ちは、そうなのかも知れん。
 でも、其れは、最終的に…で在って…。
 本来の滋は、後悔して居るんじゃ無いだろうか?」と…。


だが、実は、此の時の滋の母親で在る 大河原夫人は、滋の父親で在り、自身の夫でも在る 大河原社長の言いたい言葉の意図が見えて来なかったのだ。


だからだったのだ。
此の時の滋の母親で在る 大河原夫人は、滋の父親で在り、自身の夫でも在る 大河原社長に訊き始めるのだった。


「“滋が後悔して居る。”とは、如何言う意味ですの?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の滋の父親で在る 大河原社長は、滋の母親で在り、自身の妻でも在る 大河原夫人に、其の意図を説明し始めるのだった。


「滋が言って居たんだよ。
 滋は、あの島に司君と牧野さんを連れて行った事は、“自分自身にも、非が有る。”と、あ
 の日に、言った後に…な。
 私だけに、“司(君)とつくし(牧野さん)をあの島に連れて行った事を後悔して居
 る。”と…。
 其れに、もしかしたら、滋は、あの島に司君と牧野さんを連れて行った事で、二人を離れ
 離れにしてしまったのは、“自分自身のせいだ‼”と、思って居るのかも知れんな。
 だからだったのだろうな。
 “つくし(牧野さん)に償いたい‼”と、滋がそう考えたとしても、何ら可笑しくないだろ
 う。
 だからこそ…。
 私達に、牧野さんの『法廷代理人』にだけじゃ無く、“両親に成って欲しい。”と、言って
 来たのかも知れん。
 其れに、今回の事故で、牧野さんは、家族を同時に失い、経った一人に成ってしまった。
 牧野さんに、“家族を与えて上げたい。”と、滋がそう考えたとしたのなら、其れは、極自
 然な話しなのかも知れん。」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋の母親で在る 大河原夫人は、滋の父親で在り、自身の夫でも在る 大河原社長からの話しを聞いて、尚も、決心が付いたのだった。


「でしたら、滋の思いを尊重して上げませんか?
 私(わたくし)は、道明寺の奥様から聞いた『牧野さん』しか知りませんわ。
 でも、滋の言う『牧野さん』とは、随分、掛け離れてますの。
 私(わたくし)は、私(わたくし)の此の目で、本当の『牧野さん』を見て視たいと思っ
 て居ますの。
 ですから、滋の言う様に、取り敢えずは、戸籍云々は度外視して、本当の『牧野さん』
 が何方なのか?
 見て視たいと思いますわ。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の滋の父親で在る 大河原社長も、滋の母親で在り、自身の妻でも在る 大河原夫人に同調するかの様に、返答するのだった。


「実は、私も、そう考えて居た。
 其れで、滋の気が済むのなら、“そうして遣った方が良いのでは無いだろうか?”と…な。
 例え、牧野さんが嫌がったとしても、滋の事だ‼
 滋は、牧野さんを丸め込む気だろう。」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋の母親で在る 大河原夫人は、滋の父親で在り、自身の夫でも在る 大河原社長からのそんな話し振りに、同調する様に返答するのだった。


「そうですわね。
 滋は、こうと決めたら、強引にコトを進め様としますから…。
 あなたが言う通り、滋は、きっと、牧野さんを丸め込む気でしょうね。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人の気持ちは、一致したという訳…だったのだ。



なので、其の後、つくしは、大河原家の養女と成るのだった。


云わば…。
滋の思いが、自身の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人の気持ちを動かしたと言う事と成ったのだった。

Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  25.





<此の二次小説『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  24.』 と 『Close to
 you~お前の傍に~…<つかつく>  25.』に出て来る『法廷代理人』についてです
 が…。
 私共は、法律家では在りません。
 ですので、『法廷代理人』について、ネットで調べただけで、詳しくは存じ上げて折りま
 せん。
 『法廷代理人』について、間違って居る恐れも在ります。
 ですが、其処は、『二次小説の世界』と、スルーして頂けると幸いです。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



其の後の滋は、優紀 と 桜子の前で、優紀 と 桜子が驚愕する様な話しを、更に、自身の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人に話しし始めるのだった。


しかも、そんな滋からの話しは、優紀 と 桜子の前だけでは無く、〇〇病院のドクター(つくしの主治医) と 〇✖警察署 交通課の警察官の居る前でも話しして居たのだ。


何故なら…。
滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人は、〇✖警察署 交通課の警察官だけでは無く、其の場に一緒に居たつくしの主治医で在る 〇〇病院のドクターも、〇✖警察署 交通課の警察官から紹介されて居たから…だったのだ。


だからこそ…。
此の時の滋は、優紀 と 桜子の前だけでは無く、〇〇病院のドクター(つくしの主治医) と 〇✖警察署 交通課の警察官の居る前でも話しして居たという訳…だったのだ。


「其処で、パパ、ママにお願いが有るの。
 良いかな?」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人は、“まだ、有るの(か)?”と、自身達の娘で在る 滋に対して、若干、呆気に取られた状況では有ったのだが…。
其れでも、滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人にとって、(自身達の娘で在る)滋という娘は、可愛くて仕方ない娘…故、滋からの言い分を聞いて遣る事にしたのだった。


だからだったのだろう。
滋からの言い分が、何で有るのか?
滋の父親で在る 大河原社長が、代表かの様に、自身(達)の娘で在る 滋に訊き始めるのだった。


「他にも、何か有るのか?
 言って視なさい。」と、若干、呆れ気味に…。


だからだったのだ。
此の時の滋は、嘸(さぞ)、当たり前かの如く、自身の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人に話しし始めるのだった。


「パパとママは、今後、つくしの『法廷代理人』に成る事が決まったのよね?
 其れって、言わば、つくしの『保護者』って、意味でしょ!
 実は、私は、つくしの『お姉さん』に成りたいの。
 だから…ね。
 パパとママには、つくしの本当の『保護者』に成って欲しいの。
 所謂、パパとママには、私だけじゃ無くて、つくしのパパとママにも成って欲しいのよ。
 ダメ?」と…。



だからだったのかも知れない。
自身達の娘で在る 滋から、そんな話しを聞いた此の時の滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人だけでは無く、此の場に一緒に居た優紀 と 桜子…。
そして、つくしの主治医で在る 〇〇病院のドクター と 〇✖警察署 交通課の警察官も、そんな話しを、飄々と、言って除けた滋に対して、驚愕して居たのだ。


だが、滋の父親で在る 大河原社長自体、普段から、突拍子も無い様な話しを平気な顔をして話す自身(達)の娘で在る 滋に対して、慣れて居ると言えば、慣れて居るので、企業人らしく、驚愕顔を顔に出さずに平気な顔をして、諭すかの様に、自身の娘で在る 滋に言って除けるのだった。


「駄目とかいう問題では無いだろう。
 其れは、牧野さんが決める事だ。
 今は、取り敢えず、私とママは、牧野さんの『法廷代理人』と言う形だけに留めて置いた
 方が良いだろう。
 牧野さんが18歳に成れば、牧野さんには、『法廷代理人』が不要と成る。
 其の時に、牧野さんが身動き出来ない様な事だけはし無い方が良いだろう。」と…。


だが、其れでも、滋は、自身の父親で在る 大河原社長に食い下がるのだった。


「其れなら、大丈夫!
 パパとママが、つくしの本当の『保護者』に成ってくれるなら、つくしには、私から説得
 するわよ。
 其れに、“今直ぐ、大河原家の戸籍につくしを入れて欲しい。”と、言って居るんじゃ無い
 の。
 パパとママがつくしと接した事で、“大河原家の戸籍につくしを入れても良い。”と、判断
 した其の時に、大河原家の戸籍につくしを入れて上げて!
 だから…さ。
 取り敢えず、パパとママは、つくしの『両親』と言う事で、宜しくね!
 だから…さ。
 大河原家の戸籍につくしの名が入って居様と、居まいと…。
 其の事に関しては、全く、関係無く、つくしからのパパとママの呼び名は、私と同じく、
 『パパ・ママ』って、呼んで貰うわね。
 だから…さ。
 パパとママも、つくしの事は、『つくし』と、呼んで上げて…ね。
 其れだけは、良いでしょ?
 私も、つくしには、『お姉さん』と呼んで貰うから…。
 なので、ドクターも、其のつもりで、つくしに接して下さいね。」と…。
「………」
「………」
「………」



だからだったのだ。
自身達の娘で在る 滋からのそんな話しを聞いた此の時の滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人だけでは無く、此の場に一緒に居た優紀 と 桜子…。
そして、つくしの主治医で在る 〇〇病院のドクター と 〇✖警察署 交通課の警察官も、そんな話しを、更に、飄々と、言って除けた滋に対して、驚愕して居たのだ。


だからだったのかも知れない。
名指しされたつくしの主治医で在る 〇〇病院のドクターは、そんな滋からの言い分に返答する言葉を失って居たのだ。


何故なら…。
自身達の娘で在る 滋からのそんな話しに対して、何の返答の言葉も言わない滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人が、此の場に居るのだ。


だからだったのだ。
滋から名指しされた此の時のつくしの主治医で在る 〇〇病院のドクター自身も、そんな滋に対して、返答の言葉さえも出て来なかったのは、“返答のし様が無い。”と、言う事が、此の時の最大の理由…だったのだ。



だからだったのだろう。
此の時の滋は、自身の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人からも、自身が名指ししたつくしの主治医で在る 〇〇病院のドクターからも、何の返答の言葉も無かった事で、勝手に、了承されたと見做したのだった。


だからこそ…。
此の時の滋は、自身の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人…。 
そして、自身が名指ししたつくしの主治医で在る 〇〇病院のドクターに言えた言葉…だったのだ。


「パパとママからも、ドクターからも、何の反論の言葉も無いという事で、“私の意見は了
 承された。”と、思っても良いのかな⁉
 じゃあ、そう言う事で、宜しくお願いします!」と…。
「………」
「………」
「………」



其処で、勝手に、“私の意見は了承された。”と、判断されてしまった此の時の滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人だけでは無く、滋から名指しされた此の時のつくしの主治医で在る 〇〇病院のドクター自身も、勝手に、話しが進行されてしまった事で、其れ以上、何も言い返せずに居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時の滋は、“して遣ったり…。”と、言う状況だった事は言うまでも無かったのだ。


云わば…。
此の時の滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人だけでは無く、滋から名指しされた此の時のつくしの主治医で在る 〇〇病院のドクターも、滋からの作戦に、まんまと引っ掛かった様なモノ…だったのだ。



だからだったのだ。
ICUに入院して居るつくしのベッドに掲げられて居るネームプレートには、つくしの知らぬ間に、『大河原つくし』と、書かれて居たのだ。


勿論、目を覚ました後のつくしが、其の『大河原つくし』と、書かれて居るネームプレートを見て、“嘘を付くな!”と、言って怒って来るだろう事は、此の時点に於いての滋にも、分かり切って居たのだ。


だが、此の時点に於いての滋は、此の『大河原つくし』と、書かれて居るネームプレートを、つくし自身が見た事で、つくしに動かぬ証拠を突き付けるつもりで居たのだ。


だからこそ…。
此の時の滋は、『大河原つくし』と、書かれたネームプレートをICUに入院して居るつくしのベッドに掲げて貰って居たという訳…だったのだ。



だが、当のつくしは、何時(いつ)迄経っても、目を覚ます事は無かったのだ。


いう成れば…。
〇〇病院に運ばれてからのつくしは、未だ、意識が回復して居なかったのだ。


実は、此の状況は、つくしが〇〇病院に運ばれてから、一週間は優に超えて居たのだ。
そして、優紀が警察から連絡を貰って、既に、6日は経って居た時の事のだった。



実は、滋 と 優紀 と 桜子が〇〇病院を出る事が出来たのは、滋 と 優紀 と 桜子が〇〇病院に駆け付けた翌日の事…だったのだ。


中々、目を覚まさないつくしを、此のまま、待って居ても、何時(いつ)、目を覚ますのか?
全く、分からない状況だった事も有り、そんな滋 と 優紀 と 桜子に対して、つくしの主治医で在る 〇〇病院のドクターから提案が為されて居たのだ。


「此のまま、此方でお待ち頂いても、皆さんがお疲れに成るだけだと思います。
 此方は、完全看護ですから…。
 今日の処は、お帰りに成られては如何(いかが)でしょうか?
 つくしさんが目を覚まされましたら、大河原家にご連絡申し上げましょう。」と…。


【実は、此の時のつくしの主治医で在る 〇〇病院のドクターは、滋からの要望も有り、気
 を使ったのだ。


 だからこそ…。
 此の時のつくしの主治医で在る 〇〇病院のドクターは、『牧野さん』➡『つくしさん』
 と、呼び名を変えて居たのだった。】



だからだったのだ。
つくしの主治医で在る 〇〇病院のドクターから、或る程度のつくしの症状を確認した滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人を先に帰して居た滋は、優紀 と 桜子と一緒に、大河原家のリムジンに乗車して、一旦は、〇〇病院を出て居たのだ。


そして、其の後の滋 と 優紀 と 桜子は、それぞれの自邸(優紀の場合は、自宅)に帰って居たのだ。


そして、其の後、つくしが目を覚ましたのは、一週間は優に超えてからの事…だったのだ。
勿論、其の間も、滋 と 優紀 と 桜子は、つくしの様子を窺う為に、毎日、〇〇病院に行脚の日々…だったのだ。

Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  24.




<此の二次小説『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  24.』の中に出て来る一
 部の言葉に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  13.』のエピローグ】


滋は、素早く、其の場(〇〇病院)を後にして居たのだ。



そして、其の後の滋が向かった場所とは…。
そうなのだ。
大河原邸…だったのだ。


そして、リムジンに乗り込んだ後の滋は、自身の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人が(大河原)邸に居るのか如何か?
実は、事前に、大河原家の執事に訊いて居たのだ。


「勿論、居らっしゃいます。」と、言う大河原家の執事からの返答の言葉に、此の時の滋は、思わず、自身の心の中で、“よっしゃー!”と、叫んで居たのだった。
此の時の滋の心の中は、財閥出身家庭で育ったお嬢様らしからぬ言葉…だった事は言うまでも無かったのだが…。



そして、其の後の滋は、大河原邸に到着して直ぐ、自身の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人の自室に向かうのだった。
其処で、此の時の滋は、自身の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人に願い出るのだった。


「パパとママにお願いが有るの。」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人は、お互いの顔を見合わせ乍らも、それぞれ、自身達の心の中で、思って居たのだった。


“今度は、何だというのだろうか(何だというのかしら)?”と…。



だが、此の時の滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人は、お互いの顔を見合わせた後(あと)、滋の父親で在る 大河原社長が、自身の娘で在る 滋に訊くのだった。


「今度は、一体、何なんだい?」と…。


其処で、滋は、自身の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人に向かって話しし始めるのだった。


「実は…ね。
 つくし達 牧野家の皆さんが事故に遭って…ね。
 つくしだけが一命を取り留めたの。
 でも、つくしって、まだ、17歳で、未成年なのよね。
 と言う事は、つくしには、両親の代わりに成る様な保護者が必要なの。
 でも、つくしには、身寄りが無いんだって…(此の時の滋は、自身の両親で在る 大河原
 社長 と 大河原夫人に、都合が良い様に、嘘を付いてしまったのだ。)。
 で、パパとママに、つくしの『法廷代理人』に成って欲しいの。」と…。


だが、其処で、反論の言葉を言い出したのは、滋の母親で在る 大河原夫人…だったのだ。


何故なら…。
例え、一時的だったとしても、滋が司の婚約者…だった頃…。
滋の母親で在る 大河原夫人は、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓より、つくしの悪口を聞いて居たのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の滋の母親で在る 大河原夫人は、自身の娘で在る 滋に言えた言葉…だったのだ。


「『つくし』って…。
 もしかして、滋が司さんの婚約者…だった頃に、司さん と 滋の事を邪魔して居たあの
 娘さんの事…でしょ?
 パパと私(わたくし)が、如何して、其の娘さんの『法廷代理人』をし無くてはいけない
 のかしら?
 道明寺の奥様からも、色々と、其の娘さんの事は聞いて居るわ。
 余り、素行が良いとは言えない娘さんの様ね。」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋は、自身の母親で在る 大河原夫人に言って除けるのだった。


「あの頃にも言ったとは思うけど…。
 つくしが邪魔したんじゃ無くて、私が、司とつくしの中を邪魔したの。
 其れに、つくしの素行が悪いんじゃ無くて、つくしは、道明寺のおば様から、かなり、酷
 い仕打ちを受けて居たの。
 だからこそ…。
 私は、司とつくしの間を取り持つ為に、司とつくしを拉致って、あの島に連れて行ったん
 だから…。」と…。


其処で、滋の父親で在る 大河原社長も、自身の妻で在り、滋の母親で在る 大河原夫人 と 自身の娘で在る 滋との話しの間に入って参戦するかの如く、話しし始めるのだった。


「今迄、君(自身の妻で在る 大河原夫人)には言わなかったのだが、実は、道明寺社長
 は、司君が、あの港で暴漢に襲われたのは、“滋(さん)のせいだ。”と、罵ったんだよ。
 しかも、道明寺社長は、私に言って来たんだよ。
 “滋(さん)さえ、司(君)と牧野さんを、あんな島に連れて行かなければ、司(君)
  は、暴漢に襲われずに済んだのに…。”と…。
 勿論、滋自身にも、非が有る事は、当然だ。
 滋自身も、“自分自身に非が無い訳じゃ無い。”と、認めて居る。
 だが、唯の友達同士の思い遣りから起こった出来事だったにも関わらず、道明寺社長
 は、“司(君)が誘拐された。”と、大騒ぎして、道明寺社長がマスコミに連絡を入れた事
 から、あの港自体、マスコミ と 野次馬で大騒ぎに成った。
 其の事に寄り、司(君)は、暴漢に襲われた。
 だが、其の時の道明寺社長は、滋の責任にし様とした。
 其れが、一番、ナンセンスな話しな訳だ。」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の滋の母親で在る 大河原夫人は、更に、自身の夫で在り、滋の父親で在る 大河原社長 と 自身の娘で在る 滋に、訊くかの様に言えた言葉…だったのだ。


「と言う事は、其の娘さんが悪いのでは無くて、道明寺の奥様が悪いという事なのかしら?
 と言う事は、私(わたくし)は、道明寺の奥様から嘘を付かれて居たという事よね?
 道明寺の奥様は、何て、酷いのかしら…。」と…。


其処で、此の時の滋は、更に、自身の母親で在る 大河原夫人に、滋自身のつくしへの想いを伝えるかの様に、自身の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人に言って除けるのだった。


「つくしと関わった人間は、皆、つくしに魅了されるの。
 其の筆頭が、司だよ。
 そして、仲間(F2)の話しだと、あの笑わなかった類君迄もが、笑う様に成った。
 そして、更には、桜子だよ。
 桜子から聞いた話しだと、自身のコンプレックスの為にひねくれ者だったらしいんだけ
 ど、当時の桜子は、つくしに寄って変えられ、仲間思いの人間に成った。
 そして、私も…だよ。
 『財閥出身のお嬢様』と、言うだけで、上辺だけでしか接してくれない友達に、素直に成
 れず、友達も出来なかった私の真の(親)友に成ってくれたのが、つくしだよ。
 私のそんな心を救ってくれたのが、つくしだよ。
 つくしは、そう言う娘(こ)…何だよ。
 其の他人(ひと)の考え方 や 其の他人(ひと)の性格自体を変える事が出来るのが、
 つくしという娘(こ)…何だよ。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の滋の母親で在る 大河原夫人は、自身の娘で在る 滋に了承の返答をするのだった。


「そういう事…だったのね。
 だったら、分かったわ。
 私(わたくし)は、滋の言う通りにしても宜しくて…よ。
 あなたは、如何為さるのかしら?」と…。


其処で、滋の父親で在る 大河原社長も、自身の妻で在り、滋の母親で在る 大河原夫人に賛同するかの様に、言って除けるのだった。


「私も、滋の言う通りにし様!」と…。



だからだったのだ。
其の後の滋は、自身の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人共々、つくしが入院して居る〇〇病院に向かうのだった。


勿論、其の後、滋の父親で在る 大河原社長から連絡を受けた大河原家の弁護士も、慌てるかの様に、〇〇病院に向かうのだった。


そして、其の場で、滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人は、つくしの『法廷代理人』に成る事と成ったのだ。
勿論、手続きは、後回しに成った事は言うまでも無かったのだが…。


何故なら…。
滋の父親で在る 大河原社長という人物は、マスコミ等の多数のメディアにも登場する位、有名な人物…だったのだ。


だからだったのだ。
警察官と言えども、滋の父親で在る 大河原社長を知らない筈等無かったのだ。


だからこそ…。
滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人は、其の場で、つくしの『法廷代理人』に成る事が了承されたのだった。



勿論、此の時の優紀 と 桜子は、此の件を滋から聞いた事で、此の素早い滋の行動に驚愕した事は言うまでも無かったのだ。


実は、話しの展開が素早過ぎて、此の時の優紀 と 桜子にとっては、訳が分かって居なかった事も、また、事実…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の優紀 と 桜子は、お互いの顔を見合わせ乍らも、呆気に取られて居たという訳…だったのだ。



実の事を言うと、優紀自身、自身の母親にもつくしの件を伝えて、滋 と 桜子と一緒に、〇〇病院に向かって居たのだ。


だが、つくしの事も、勿論、心配して居る優紀の母親だったのだが、例え、春期休暇中だからだと言って、何の連絡も無く、何時(いつ)迄経っても、自宅に帰って来ない自身の娘で在る 優紀の事も心配して居たのだ。


だからだったのだ。
優紀の母親は、自身の娘で在る 優紀の携帯に連絡を入れて居たのだ。


「つくしちゃんの具合は、如何?
 で、優紀は、何時(いつ)に成ったら、帰って来られるの?」と…。



だからだったのだ。
滋が、中々、病院に戻って来ない事から、実は、優紀自身、自身の母親への返答の言葉に迷って居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時の優紀は、自身の母親に伝えて居たのだ。


「うん、実は、つくしは、まだ、意識が回復して居ないんだ。
 其れに、滋さんから、“此処で待ってて…。”って、言われて居て、誰かと相談する為に、
 滋さんは、病院を出たみたい何だけど…。
 まだ、滋さんは、戻って居ないの。
 だから、滋さんが病院に戻って来たら、帰る事が出来ると思うんだ。
 ごめんね、もう少しだけ、待ってて…。」と…。


実は、そんな風に、優紀が自身の母親と話しして居る所に、滋が、滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人を連れて、病院に戻って来たという訳…だったのだ。



そして、其の後の滋は、優紀 と 桜子の前で、優紀 と 桜子が驚愕する様な話しを、更に、自身の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人に話しして居たのだ。