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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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花火大会~打ち上げ花火~【泣かずに居られるのなら】…<つかつく>  番外編⑦



【『花火大会~打ち上げ花火~【泣かずに居られるのなら】…<つかつく>  番外編⑥』
 のエピローグ<T4の会話>】


類と航が、F3の居る所に向かって居る所を、桜子が、観て居たのだ。


だからだったのだ。
桜子は、つくしに声を掛けて居たのだ。


「先輩…。
 花沢さんと航さんが、F3の所に行くみたいですよ。
 花沢さんと航さんの話しが、終わったという事でしょうか?
 で、お二人の話しは、解決したんでしょうか?」と…。


其処で、桜子に返答したのはつくしでは無く、滋が、言い始めたのだ。


「流石は、類君だよね。」と…。


だからだったのだ。
桜子は、首を傾げ乍ら、滋に訊くのだった。


何故なら…。
滋が、如何言う意図を以って、そんな事を言い出したのか?
実は、此の時の桜子には、『?』…だったのだ。
勿論、桜子とて、類が、人の心を読み取る事に長けて居る事は、分かって居るのだが…。


「滋さん…。
 其れって、如何いう意味ですの?」と…。


だからだったのだ。
滋も、驚愕気味に、桜子に、言って除けるのだった。


「えっ??
 だって…さ。
 類君って、つくしの心を読み取る事に、長けてるじゃん!
 『ソウルメイト』とか言って…さ。
 其れで、良く、司と類君が、喧嘩してたじゃん!
 だから…さ。
 “つくしの性格に似た航君の気持ちも、類君は、読み取ったんだぁ~‼”と、思ったの。」と…。


だからだったのだ。
此の時の桜子は、納得するのだった。


“そういう事…ね。”と…。


なので、桜子は、滋に、返答するのだった。
“当然でしょ!”と、云わんばかりに…。


「其れこそ、今更ですよね⁉
 花沢さんにとって、先輩も、航さんも、チョロいって、話しでしょ!」と…。


なので、今の今迄、自身の娘で在る あやめの世話をして居たつくしは、“心外‼”と、でも言いた気に、滋と桜子に、話しし始めるのだった。


「ちょっと…⁉
 滋さんと桜子の二人の会話を聞いてたら…。
 其れって…さ。
 私が、お馬鹿みたいじゃん!
 酷く無い?」と…。


だからだったのだ。
滋と桜子は、同時に、言って除けるのだった。


「「全然‼
  酷く無い(有りません)。」」と…。


其処で、優紀は、そんなT3を観て居て、唯、クスクスと、笑って居たのだ。



だからだったのだ。
此の時のつくしは、自身の娘で在る あやめを世話し乍らも、“良い事を思い付いた。”と、言わんばかりに、言い出し始めたのだ。


「今から、あっち(F4と航が居る所)に行って来るよ。
 で、司に、あやめを預けて来るね。」と…。


だからだったのだ。
桜子には、つくしの考えて居る事が、直ぐに、分かったのだ。


だからこそ…。
此の時の桜子は、つくしに、言えた言葉だったのだ。


「所謂、先輩は、今から、あっち(F4と航が居る所)に行って、偵察して来るという事です
 ね。」と…。


なので、此の時のつくしは、そう訊いて来た桜子に、即答するのだった。


「そう言う事…。」と…。


其処で、つくしは、席を立ち乍ら、自身の娘で在る あやめに、声を掛けるのだった。


「あやめ…。
 あっち(F4と航が居る所)に行く?」と…。


だからだったのだ。
此の時のあやめも、自分自身の要求が実った事に嬉しさを隠し切れずに、良い笑顔で、自身の首を縦に振り乍ら、大きな声で、自身の母親で在る つくしに、返事するのだった。


「うん‼」と…。


なので、つくしとあやめは、F4と航が居る所に向かうのだった。



そして、其の後、つくしは、自身の娘で在る あやめを、自身の息子で在る 航に預けた後…類から、航の話しを聞くのだった。
勿論、此の時の類自身、ちゃんと、心得て居るので、例え、つくしが、航の母親だとしても、航の事で、言えない様な話しは、つくしには、言わなかったのだが…。



だからだったのだ。
此の時のつくしは、思って居たのだ。


“(滋と桜子の)二人の言って居た話しは、強ち間違って無かったって事…ね。”と…。



なので、類から、航の話しを聞いた此の時のつくしは、思って居たのだ。


“言葉で、ちゃんと、類には、お礼を伝え様‼”と…。


だからこそ…。
此の時のつくしは、類に、お礼の言葉を伝えて居たのだ。


「類…。
 今回の航の事では、類に、何と言ってお礼を伝えたら良いのか?
 本当に、有難う!」と…。


なので、此の時の類は、そう言って来たつくしに、返答するのだった。


「うん、良いよ!
 一応、俺も、航に関わった一人…だから…さ。」と…。
「………」


なので、つくしの目は、更に、大きく成り、驚愕して居たのだ。
返答の言葉すら言えない程に…。



其処で、そんな類とつくしの二人の様子を見て居た事で、更に、不機嫌な顔付きに成って居る者が、其の場に一人居たのだ。


そうなのだ。
司…だったのだ。


なので、此の時の司は、更に、自身の妻で在る つくしを、睨み付けて居たのだった。


そんな司の様子を、観て居た者達も居たのだ。


そうなのだ。
総二郎とあきら…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の後に起こるで在ろう 司のつくしへの執着振りを想像して、総二郎とあきらのそれぞれは、同じ事を思って居たのだった。


“牧野も、もう少し、学習しろよ‼
 何回、同じ事を繰り返してんだよ‼”と…。



そして、其の後、F4の居る所から離れた此の時のつくしは、類から聞いた航の話しを、T3に、話しして聞かせて居たのだ。


そんな話しを、つくしから聞いた桜子は、思って居たのだった。


“其れこそ…。
 花沢さんは、流石ですわ。
 こういう仕事は、花沢さんしか出来ませんわね。”と…。


そして、滋も、桜子と同じ事を思って居た様で、桜子の思って居た事を代弁するかの様に、言って除けるのだった。


「流石は、類君…。
 私の言った通りだったでしょ!
 こういう仕事は、やっぱ、類君に限るよね。」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしも、滋と桜子と同じ事を思って居た事も有り、納得するかの様に、頷き乍ら、滋に返答するのだった。


「うん、そうだったよ。
 私が、あっち(F4と航が居る所)にあやめを連れて行った時には、航じゃ無くて、司に、
 あやめを預けるつもりで、連れて行ったの。
 でも、まさか、(つくしからあやめを預かるかの様に)航があやめを抱き上げて、連れて
 行くとは思わないでしょ!
 其れに、航が、あやめを連れて行った時点で、ここ最近には無い航だったから…さ。
 私は、ちょっと、吃驚したんだけど…。
 航が、類に、話しした事で、ちゃんと、納得出来たからこそ、“あやめを世話する気にも
 成ったのかな。”と、思った訳…よ。
 だから…さ。
 今回ばかりは、類に、感謝よね。」と…。



其処で、此の時の桜子は、一抹の不安を感じるのだった。


“先輩…。
 まさか、道明寺さんの前で、花沢さんに笑顔を向けたりして無いですよね⁉
 先輩って、如何して、毎回、同じ事を繰り返して居らっしゃるんでしょうか?
 もう少し、学習為さった方が宜しいかと思いますが…。
 頭は、良くて居らっしゃるのに、可笑しいですわよね。”と…。



そして、其の桜子と同じ一抹の不安を感じて居る者が、もう一人居たのだ。


そうなのだ。
滋…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の滋は、F4の居る方に、顔を向けたまま、思って居たのだった。


何故なら…。
勿論、司の様子を見る為…だったのだ。


そして、滋の考えて居た事が的中して居た様で、此の時の司の顔付きは、最悪だったのだ。


云わば…。
不機嫌丸出しの顔付き…だったのだ。


だからだったのだ。
此の時の滋は、思って居たという訳…だったのだ。


“わぁ~、怖っ‼
 もしかして、あの司の顔付きは、きっと、つくしの事を怒ってる顔(付き)だよね。
 つくし…ヤバいよ、ピンチだよ!
 つくしって、ほんと、学習能力に欠けるよね⁉
 頭は、良い筈なのに…。”と…。



そして、また、優紀も、思って居たのだ。
自宅に着いて直ぐに…。


“(道明寺)邸に帰った後のつくしは、大丈夫なのかな…?”と…。


云わば…。
此の時の優紀も、気が付いて居たという訳…だったのだ。
 


fin

あれから【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  続編



<此の二次小説『あれから【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  続編』の本来は、
 2021.9.18の投稿分と成ります。
 2021.9.17中に投稿して折りますので、此方サイドに寄り、ややこしく成って折ります
 が、了承の程、宜しくお願い致します。>


<此の二次小説『あれから【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  続編』は、『打ち上げ
 花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>』の『Spin-off』的なイメージで、綴って折り
 ます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  33.』の続き】


つくしは、英徳大学を卒業後…。
バイトをして居た事も有り、東京メープルの企画室にて、勤める事に成ったのだ。
此れは、司の母親で在り、自身の姑に成る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの指示だった事は言うまでも無かったのだ。


何故なら…。
つくしは、病に倒れる前まで…。
云わば…。
NYに渡米する迄のつくしは、東京メープルの企画室にて、バイトをして居たのだ。
そして、司の母親で在り、自身の姑に成る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの指示に寄って、つくしは、課題も熟して来たのだ。


だからこそ…。
東京メープルの企画室のスタッフは、つくしが、如何言う立場の人間で在るのか?
全てを把握して居たという訳…だったのだ。


だからこそ…。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓にとって、“つくしさんを置いて於くには、東京メープルの企画室が、妥当だろう。”と、考えたのだ。
なので、つくしの入社の際には、東京メープルの企画室と、既に、決まって居たという訳…だったのだ。



勿論、つくし自身、其の事に関して云えば、言いたい事は、山程、有ったのだ。


だが、そんな事を、司の母親で在り、自身の姑に成る 道明寺HD 社長 道明寺楓に言えば、司の母親で在り、自身の姑に成る 道明寺HD 社長 道明寺楓から、却下される事は言うまでも無かったのだ。


だからこそ…。
此の時のつくしは、司の母親で在り、自身の姑に成る 道明寺HD 社長 道明寺楓の指示に従ったという訳…だったのだ。



そして、“司は…。”と、言えば…。
NYに戻って、更に、二年後の3月末には、日本に、凱旋帰国して帰って来たのだった。


だからだったのだ。
つくしの4月1日の入社式には、間に合ったという訳…だったのだ。


其の司は、道明寺HD 副社長 及び 日本支社 支社長の兼務にて、凱旋帰国したという訳…だったのだ。


なので、此の時の司は、道明寺HD 及び メープルホテルの入社式の際、道明寺HD 副社長として、挨拶する為に壇上に上がり、挨拶して居たのだ。
其の際に、司とつくしの婚約も、併せて、発表されたのだ。



勿論、英徳学園 高等部を卒業した時の司が、NYに渡米する際にも、司自身、記者会見したのだが…其の後、世間では、道明寺家としても、全く、音沙汰無い状況と云えたのだ。


何故なら…。
司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓が、司とつくしに関する情報の何もかも全てを、揉み消して来たのだ。
其れは、全て、つくしの為だと言えたのだ。


だからだったのだ。
つくしが、メープルホテルにて、就職する事を機に、司とつくしの婚約も、併せて、発表されたという訳…だったのだ。


そして、勿論、司が、日本に帰国して帰って来た事で、道明寺邸での司とつくしの自室は、予定通り、『東の角部屋』だったのだ。
此れで、漸く、司は、つくしと共に、一つの部屋で過ごす事が出来て居たのだ。



そして、其の後の司とつくしは、漸く、二人の生活にも慣れた事から…。
つくしにとっては、念願のあのペンションに向かう事が出来たのだ。


そして、司とつくしは、漸く、ペンションのオーナー と オーナー夫人に、お礼の挨拶が出来たのだ。


「オーナー、そして、オーナー夫人…。
 あの頃は、本当に、お世話に成りました。
 こんなに、元気に成りました。」と…。


だからだったのだ。
此の時のペンションのオーナー夫人は、言葉無く、つくしを抱き締めたのだ。
そして、此の時のペンションのオーナー夫人の心の中では、涙を流し乍らも…。
“良かった。”と、思って居たのだ。



そして、夜遅く迄、話しして居た事も有り、其の日の司とつくしは、其のペンションにて、一泊して帰ったのだった。


司にとっては、漸く、此のペンションのオーナー と オーナー夫人との約束を守れた事に成るのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司は、嬉しさで一杯だったのだ。



そして、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、此れ迄、ずーっと、自身の頭の中で、考えて居た事が有ったのだ。


否…。
自身の頭の中では、ずーっと、秘めて居た事が有ったのだ。


だからだったのだ。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の夫で在る 道明寺HD 会長 道明寺保に、其の件を、相談するのだった。
其れは、勿論、つくしの主治医 と つくしを助けたペンションのオーナー夫人の事だったのだ。



実は、司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保自身、ビジネスに関して云えば…。
其の当時(過去)の自分自身の考え方 と 今の自分自身の考え方にも、かなり、変化した所が有ったのだ。


否…。
隔たりが有ると言っても、過言じゃ無かったのだ。


其れは、勿論、自身の息子で在る 司が、あの港で、暴漢に襲われた事に関しても、考え方を変える切っ掛けに成った事は言うまでも無かったのだ。
勿論、自分自身がして来たビジネスに関して…。


そして、其の後、直ぐに、(司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保)自身が倒れた事に関しても、考え方を変える切っ掛けに成った事は言うまでも無かったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保は、自身の妻で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの提案を呑む事にしたのだ。



其の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの提案というのは、全て、お礼とお詫びを兼ねて居たのだ。


先ず、一つ目の提案とは…。


*つくしの主治医には、病院の開設を促す事だったのだ。


 勿論、つくしの主治医が院長と成る 其の病院には、道明寺総合病院との提携を提案する
 予定で居たのだ。
 そして、つくしの主治医が勤めて居た病院に関しても、道明寺総合病院との提携を提案す
 る予定にして居たのだ。


 なので、道明寺総合病院 と つくしの主治医が院長と成る 其の病院 と つくしの主
 治医が勤めて居た病院のドクターの行き来が、スムーズに行われる事と成るのだ。
 勿論、研修に於いても…。


だが、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの此の提案に、当初、つくしの主治医は悩んで居たのだが、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの説得に寄って、つくしの主治医が院長と成る 其の病院の建設に、つくしの主治医は了承したのだ。


其処で、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、つくしの主治医に、更に、提案として、伝えて居たのだ。


「貴女には、道明寺総合病院の外科も担当してもらうわ。
 何か有れば、宜しくお願いね。」と…。


だからだったのだ。
つくしの主治医は、自身の友人でも在り、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からのそんな懇願に、了承するのだった。


という訳で、つくしの主治医が院長と成る 其の病院の建設に向けて、道明寺HDでは、病院建設プロジェクトが立ち上がったのだ。
勿論、此の病院建設プロジェクトの責任者は、司が務めた事は言うまでも無かったのだ。



また、もう一つの提案とは…。


*つくしを助けたペンションのオーナー夫人の主人で在る 此のペンションのオーナーが経
 営して居るペンションの建て替え と 『ペンションウェディング』に関してのプロジェ
 クトの立ち上げの提案だったのだ。
 其の事に寄り、勿論、収益も見込める事に成るのだ。


 だからこそ…。
 此のプロジェクトの提案を、つくしを助けたペンションのオーナー夫人の主人で在る 此
 のペンションのオーナーに提案する事にしたのだ。


実は、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、ペンション経営に携わった事が無いのだ。


だからこそ…。
ペンション経営に関してのノウハウが乏し過ぎるのだ。
なので、此のペンションウェディングに関して、プロジェクトの立ち上げを、つくしに任せる事にしたのだ。


なので、其の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、つくしを助けたペンションのオーナー夫人への口説き文句として、司とつくしの結婚式を提案したのだ。


「司とつくしさんの結婚式を皮切りに、ペンションウェディングを、世間に発表するのは、
 如何かしら?
 ホテルウェディングは、今迄、行われて来たけど…。
 自然の中で行われるペンションウェディング…って、素敵じゃ無いかしら?
 此のペンションウェディングに関して、プロジェクトの立ち上げを、つくしさんに任せる
 事にしたのよ。
 だから…ね。
 如何かしら?」と…。


つくしの名を出されては、“断る事が出来無い。”と、此の時のつくしを助けたペンションのオーナー夫人は、悟って居たのだ。


だからこそ…。
つくしを助けたペンションのオーナー夫人は、自身の友人で在り、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの提案を呑む事にしたのだった。


其処で、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、つくしを助けたペンションのオーナー夫人に、更に、提案するのだった。


「勿論、メープルホテル と 貴女のペンションは、提携する事に成るので、其のおつもり
 で居て頂戴…ね。」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしを助けたペンションのオーナー夫人は、自身の友人で在り、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの提案を聞いた時に、こう成る事は認識出来て居たのだ。


だからこそ…。
此の時のつくしを助けたペンションのオーナー夫人は、思って居たのだ。


“つくしちゃんが、此のプロジェクトを任されるという事は、間違い無く、そう成るだろ
 う。”と…。


なので、全ての事を踏まえて、此の件に関して、ペンションのオーナー と オーナー夫人は、了承したという訳…だったのだ。


という訳で、つくしを助けたペンションのオーナー夫人の主人で在る 此のペンションのオーナーが経営して居るペンションの建て替え と ペンションウェディングに関してのプロジェクトの立ち上げの責任者は、つくしが務めた事は言うまでも無かったのだ。



fin



<此の二次小説『あれから【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  続編』の中に出て来る
 『ペンションウェディング』に関してですが…。
 もう既に、行われて居ましたら、お詫び申し上げます。
 関係者各位 様に於かれましては、勝手致して折ります事を、お詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>


<此の二次小説『あれから【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  続編』は、一部の文面
 の中に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  33.



そんな事が有った数か月後…。
つくしの病状は回復し、リハビリも順調に進み、つくしの退院の目処が付き、其の数日後のつくしは、道明寺総合病院を退院して、約束通り、道明寺邸に移ったのだった。


云わば…。
此の道明寺邸が、此れからのつくしの住処と成るのだ。


此の事に喜んだのは、何も、司だけでは無かったのだ。
言う成れば、タマも、其の一人だったのだ。


そして、司と一緒に、道明寺邸に入って来たつくしを、タマは、愛おしそうに抱き締めたのだ。
つくしよりも、更に、小柄なタマの身体で…。


勿論、つくし自身、まだまだ、無理の出来無い身体…故、タマは、つくしの身体を摩る様に、抱き締めて居た事は言うまでも無かったのだ。



そして、其の後の司とつくしは、今後、司とつくしの自室と成る 東の角部屋に入ったのだった。


勿論、つくしは、此の部屋に入った時に、気が付いたのだ。
此の部屋(東の角部屋)が、如何言う意味の在る部屋なのかを…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、暫くの間、呆然…だったのだ。


何故なら…。
つくしが、「5年は掛かるかも…。」と、司に言った部屋だったのだから…。



其処で、司は、そんなつくしの様子に、ニヤッと、自身の顔に笑みを溢し乍らも、司は、つくしに、言って除けるのだった。


「此処(東の角部屋)は、俺とお前にとって、思い出の部屋だ。
 俺とお前の自室は、此処(東の角部屋)で、良いよな?」と…。


だからだったのかも知れない。
漸く、意識が戻って来たつくしは、自身の顔を覗き込んで居る司に、返事無く、頷くだけしか出来無かったのだ。


何故なら…。
此の時のつくしの顔は、既に、真っ赤に成って、照れて居たから…だったのだ。



こうして、司とつくしの二人の生活は、また、此処(東の角部屋)から始まる事に成ったのだった。


そうなのだ。
成って居た筈…だったのだ。


だが、其処は、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓だったのだ。


実は、そう思って居た司に、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、容赦無い言葉を投げ掛けて来たのだ。


「司…。
 つくしさんが退院したのなら…。
 NYに戻って来て頂戴‼
 貴方には、此方(NY)での修行が、まだ、残って居るのよ。
 まさか、“此のまま、日本に…。”とは、思って居ないわよね⁉
 そんな事が許されるとでも、お思いかしら?
 つくしさんは、まだまだ、療養の身なのよ。
 つくしさんを、タマに預けて置けば良いわ。
 兎に角、此方(NY)に、早く、戻ってらっしゃい‼」と…。



実は、何故、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、自身の息子で在る 司を、NYに戻そうとしたのかと云えば…。
其れは、言う成れば、つくしの為…だったのだ。


何故なら…。
つくしの主治医で在る 自身の友人から、連絡を受けたから…だったのだ。
勿論のリモートで…。


「牧野さんの退院の際に、司君から、訊かれたわよ。
 “つくし(牧野さん)が退院して、どれ位経てば…。
  そう言う事をしても、良いんでしょうか?”って…。
 そんな話しを聞いた時は、吃驚して、思わず、言っちゃったわよ。
 “今直ぐは、難しいかも知れないわね。”って…。
 でも、良~く、考えたら、司君と牧野さんは、婚約者同士で、恋人同士…何だから。
 そう言う事を、訊かれたとしても、可笑しくないのよね。
 だから…ね。
 妙に、納得したわよ。」と…。
「………」


だからだったのだ。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の頭を抱えたまま、何も、口から発する事も出来無い程…だったのだ。


唯、其の時に、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が考えて居た事は…。


“兎に角、此方(NY)の社員の手前も在る事だし…。
 一旦は、司を、NYに戻そう‼”…だったのだ。


そして、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、更に、思って居たのだ。


“つくしさんには、ちゃんと、療養して貰おう‼”と…。


だからだったのだ。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、つくしの主治医で在る 自身の友人に、言えた言葉だったのだ。


「分かったわ。
 教えてくれて、有難う‼」と…。



だからだったのだ。
其の後の司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に寄って、再び、NYに連れ戻されたのだった。
だが、其の後の二年後には、本格的に、司は、日本に、凱旋帰国する事と成ったのだが…。



そして、一方のつくしは、司が、再び、NYに戻った後の二年間を、実は、有意義に、過ごして居たのだ。
勿論のタマと…。


そして、英徳大学に復帰する迄のつくしは、療養し乍らも、リハビリにも励み、日常生活に支障無い程度に迄、回復して居たのだ。


其の甲斐が有ってか…。
つくしは、自身の主治医からのお墨付きを受けて、つくしが手術を受けた翌年の9月…。


云わば…。
其の年の後期から、英徳大学3年生として、つくしは、英徳大学に復帰したのだ。
勿論、つくしの此れ迄の取得単位数は、其のままで…。
なので、英徳大学では、桜子と同級生という事に成ったのだ。



実は、つくしが、道明寺邸にて、療養中の頃は、リモートで、T4女子会を開催して居たのだ。
勿論、司は、知らされて居なかったのだが…。



だからだったのだ。
つくしが、英徳大学に復帰した時に、つくしは、桜子に伝えて居たのだ。


「司には、絶対に、桜子の気持ちを分からせるから…ね。
 其れ迄、待ってて…ね。
 ご免ね。」と…。


そんなつくしの気持ちが嬉しい此の時の桜子は、泣き乍ら、つくしに、返答して居たのだ。


唯、「はい。」と…。



こうして、司がNYに戻った後、つくしも、タマと…。
そして、T3と、楽しく、有意義な毎日を暮らして居たのだ。


勿論、度々、司の姉で在る 椿も、日本に帰国しては、つくしとの楽しい時間を、過ごして居た事は言うまでも無かったのだ。


そして、実の事を言うと…。
司の姉で在る 椿の帰国後は、何時も、タマの監視付きだった事は言うまでも無かったのだ。


何故なら…。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの指示だった事は言うまでも無かったのだから…。



という訳で、司とつくしにとっての打ち上げ花火は、一生、忘れる事の出来無い、思い出の一つと成って居たのだった。



fin



<此の二次小説『打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  33.』は、一部の
 文面の中に、不快に思われるやも知れない表現が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>


<此の二次小説『打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  33.』は、『fin』
 にも関わらず、短めにて、終了して折ります事を、お詫び致します。
 了承の程、宜しくお願い致します。>