tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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I’m crazy about you. ~お前に夢中~  35.



つくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、更に、司に興味を示すのだった。


そんな桃乃園総帥の様子を観て居た司は、チャレンジ精神の下…。
つくしの祖父で在る 桃乃園総帥に、懇願するのだった。


「桃乃園総帥…。
 お願いが御座います。」と…。


なので、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、そんな司からの懇願に了承するのだった。


「何じゃ?」と…。


だからだったのだろう。
司は、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥の目を、じーっと、見据えた状況で、言って除けるのだった。


「はい。
 明日は、つくしさんの誕生日(12月28日)です。
 私は、未だ、つくしさんの誕生日を、一緒に、祝った事が有りません。
 如何か、私に、其のチャンスを戴けないでしょうか?」と…。


なので、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥も、そんな司に、言って除けるのだった。


「儂も、つくしの誕生日を、一度も、一緒に、祝った事が無い。
 なので、今年のつくしの誕生日の12月28日は、家族で、つくしの誕生日会をする予定だっ
 たのじゃが…。」と…。


其処で、司は、如何言って良いのか?
言葉に詰まり…。
黙ったままで居たのだ。


其処に、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥が、そんな司に、言って除けるのだった。
否…。
提案し始めたのだった。


「今回は、君が、つくしを救ってくれた。
 そんな君に免じて、昼間は、君に、つくしを預け様…。
 そして、夜は、桃乃園邸に送り届けてくれるかい?
 予定通り、家族で、つくしの誕生日をお祝いして遣る事とする。
 其れで、如何だろうか?
 但し、つくしとは、唯のデートじゃ。 
 其のつもりで、つくしとの誕生日を、楽しみ為さい。」と…。


其れだけでも、司にとっては、嬉しい事だったのだ。


だからだったのだろう。
司は、そう提案してくれたつくしの祖父で在る 桃乃園総帥に、お礼の言葉を告げるのだった。


「有難う御座います。
 肝に銘じて、つくしさんと、過ごします。」と…。


なので、つくしの『Birthday』で在る 12月28日の夕方までの司は、つくしと一緒に、過ごす事が許されたのだった。


そして、其の日(つくしの『Birthday』で在る 12月28日)の司は、10:00に、つくしを迎えに行った後…。
司は、つくしをジュエリーショップに連れて行ったのだった。


実は、つくしと再会出来る事を願って、司は、つくしへのプレゼントとして、リングをオーダーして居たのだ。


其のリングに付いて居る ピンクブルーの『タンザナイト』の宝石に目を奪われたつくしは、喜ぶのだった。


小さ目乍ら、ハートの『タンザナイト』が、リングに付いて居たのだ。
貴重なピンクブルーの『タンザナイト』の宝石故…。
小さ目だが、輝きは、素晴らしい物だったのだ。


実は、『タンザナイト』の宝石は、12月の誕生石なのだ。


そして、其の後の司とつくしは、食事を済ませた後…。
映画を観て、司とつくしは、桃乃園邸に、戻ったのだった。



そして、司は、桃乃園家の面々と一緒に、つくしの『Birthday』を、お祝いしたのだった。


また、其の時に、司は、つくしパパとママから、つくしの事件のお礼が、言われたのだった。


「「司君(道明寺さん)…。
  今回の事件で、つくしを助けてくれて有難う!」」と…。


なので、司は、つくしパパとママの事は、良く知って居るので、自分自身の素の姿を隠す事無く、照れ乍らも、返答するのだった。


「いいえ。
 当然な事をした迄です。」と…。


そして、其の日の司は、桃乃園家の面々とも、親しく成るのだった。



という訳で、翌日と翌々日で在る 12月29日と12月30日の司は、西田との約束と言う事も有り、仕事と成って居たのだった。


そして、其の時に、司は、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥から聞いた話を、西田にも、聞かせるのだった。
そして、其の上で、西田に、指示するのだった。


「うち(道明寺HD)としても…。
 つくしを連れ去った犯人の親の会社との契約は、解除してくれ‼」と…。


なので、西田は、司に、返答するのだった。


「承知致しました。」と…。


実は、西田は、司がそう言って来るだろう事を見越して…。
準備して居たのだ。


なので、後は、司の言葉一つという状況と成って居たのだった。
という訳で、スムーズに、処理されて居たのだった。



そして、また、其の後の司は、つくしとの縒り(より)を戻す為に…。
また、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥に、認めて貰う為に…。
必死で、日々、仕事に取り組む事と成るのだった。



そして、12月31日の大晦日の司は、“つくしと一緒に、過ごしたい”と、いう願望から、西田に、願い出て、休みとしたのだった。


実は、西田には、予想出来て居た事だったので、既に、スケジュール調整は、完了して居たのだ。



なので、此の日(12月31日)の司は、休みが許された事と成り、桃乃園邸に、向かって居たのだった。


桃乃園家の面々にとっては、司の登場も、予想出来て居たかの様に、当たり前かの様に、司を受け入れて居たのだった。



だが、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥にとっては、度々、現れる司に、実は、呆れて居たのだった。


なので、桃乃園総帥は、司に訊き始めるのだった。


「こう度々、うち(桃乃園邸)に、現れんでも良かろう?」と…。


だが、司は、そう言って来たつくしの祖父で在る 桃乃園総帥に、言って除けるのだった。


「お言葉を返す様ですが…。
 私は、高等部の頃より…。
 つくしさんだけを、愛して来ました。
 他に、目を呉れた事等…。
 一切、有りません。
 ですので、私は、つくしさんの傍に居たいと願っております。」と…。


だが、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥には、全てを知られて居るのだ。
所謂、司が、つくしの記憶を失くして居た時の事も含めて…。


だからこそ…。
つくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、そう言って来た司に、言えた言葉だったのだ。


「そうじゃろうか?
 つくしの記憶を失くして居た時の君は、そうでは無かったろ?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、渋い顔付きに成り乍らも、返答するのだった。


「私が犯した勘違いのせいで…。
 つくしさんを、傷付けた事は確かです。
 ですが…。
 私は、騙されて居た事が分かり…。
 其の女を排除しました。
 ですので、其の女を愛して居た訳でも有りません。
 実際、其の女が、私の周りに居様共…。
 つくしさんが、私の傍に居る時の様な穏やかな感情のままで居られ無かった事も事実で
 す。
 頭の中は、空っぽで、苛立ちだけが残って居ました。
 つくしさんが、私の傍に居てくれるだけで、そんな感情等、沸き立つ事も有りません。
 私は、つくしさんを、全身全霊で、愛して居ます。」と…。


其処迄言い切った司に対して、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、思うのだった。


“『道明寺司』と云う男は、本当に、つくしを愛して居るのじゃろう。”と…。


だからだったのだろう。
つくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、そんな司に言って除けるのだった。


「年明けの1月1日の元旦じゃが…な。
 桃乃園邸にて、新春パーティーが、執り行われる予定じゃ…。
 道明寺HDには、招待状を、送って居らんがな。
 実は、其の日に、つくしと進のお披露目を行う予定じゃ…。
 司君…。
 君は、つくしのパートナーとして、出席するかのう?」と…。


司は、嬉しかったのだ。


先ずは、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥から、初めて、『司君』と言われた事…。
そして、道明寺HDに、招待状を、送付して居ないにも関わらず…。
司が、つくしのパートナーとして、出席出来る事…。


此の二つの件で、司は、喜びを隠し切れずに居たのだった。


だからだったのだろう。
司は、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥に、感謝の言葉と了承の言葉を、告げるのだった。


「有難う御座います。
 是非、出席させて下さい。」と…。


なので、司は、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥から、了承されたのだった。


「承知した。」と…。


此の時の司は、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥から、認めて貰えた様な気持ちで居たのだった。
勿論、此の時の司は、油断して居なかったのだが…。



だが、此の時の司は、嬉しかったと言う事も有り、つくしに、此の事を、話しするのだった。
そして、つくしも、司と一緒に、喜ぶのだった。


「道明寺…。
 良かったね。
 道明寺と一緒に、出席出来るなら…。
 私自身、心強いかも…。
 明日…。
 ううん。
 来年も、宜しくね!」と…。


そして、司は、年明けの1月1日の元旦早々…。
幸先良く、つくしのパートナーとして、桃乃園HDの新春パーティーに、出席したのだった。


勿論、此の事は、司➡西田にも、伝えられて居たのだった。

お礼とお詫びについて



皆様、こんにちは!
amiです。



何時も、『tukatuku-inotiのブログ』をご覧下さり、有難う御座います。


また、本年も、『tukatuku-inotiのブログ』を通じて、大変、お世話に成りました事を、感謝申し上げます。




そして、今年は、誰もが思っても視なかった世界的な事案に遭遇し…。
其の対応に、苦慮された一年だったと思います。


また、ヨーロッパでは、『変異種』的なモノまで、発生し…。
日本でも、発見されたとの事…。


今後の世界情勢が如何成って行くのか?
また、医療従事者の皆様の負担は、如何成って行くのか?


他人事とは思えない状況に…。
日本の経済も、疲弊しそうで…。
本当に、“来年は、如何成るのだろうか?”と、考えざるを得ない。



そんな中…。
毎日、沢山の読者様が、『tukatuku-inotiのブログ』をご覧下さって居る事に、感謝しか御座
いません。




そして、此の『tukatuku-inotiのブログ』を始めて、早、2年半が経ちました。


此の当 『tukatuku-inotiのブログ』は、此れまで、色々な事案が起こり、此の2年半の間にも、皆様には、お見苦しい所を、お見せして参りました。


“来年は、何事も無く、日々、二次小説ネタを綴れたら…。”と、思って居ます。



こんな『tukatuku-inotiのブログ』では在りますが…。
来年も、どうぞ、宜しくお願い致します。



また、此処で、お詫びなのですが…。
<つかつく>以外にも、<総優> or <あき桜> or <F4&T4> 等を、綴っておりま
す。


ですが…。
丁度、<総優>が12月29日で、【fin】を迎えた事で、暫くの間…。
<総優> or <あき桜> or <F4&T4> 等を、お休みさせて頂きたく思っております。
<つかつく>は、続けて、綴って参ります。


理由は、私的理由に寄るモノです。
了承の程、宜しくお願い致します。



こんなamiでは在りますが…。


此れからも、『tukatuku-inotiのブログ』を宜しくお願い致します。



ami

I’m crazy about you. ~お前に夢中~  34.



つくしの体調も良く成り、司は、ホッとするかの様に、安心して居たのだった。


其処で、つくしが、口を開いたのだった。


「道明寺…。
 私…ね。
 お風呂に入りたいんだぁ~。
 良いかな?」と…。


だからだったのだろう。
司は、そんなつくしに、自身のベッドルームの中に在る バスルームを使う様に指示するのだった。


「お前は、此処の(ベッドルームの中に在る)バスルームを使え。
 俺は、隣の部屋(ゲストルーム)のバスルームを使うから…。」と…。


なので、つくしは、そんな司の指示に従うのだった。


「うん、分かった。
 そうするね。」と…。


実は、司には、つくしの行動は、分かるのだった。
もし、つくしに、隣の部屋(ゲストルーム)のバスルームを使う様に指示を出せば…。
間違い無く、其の隣の部屋(ゲストルーム)のベッドルームのベッドで寝てしまうだろう事は…。


だが、此の日の司は、如何しても、つくしと離れたくは無かったのだ。
やっと、司は、つくしを、捕まえたのだ。


“そう、易々と、離れて堪るか?”と、司が、思う程…。
此の日の司は、つくしの傍に、居たかったのだ。


だからこそ…。
司は、つくしに、自身のベッドルームの中に在る バスルームを使う様に指示を出したのだ
った。


なので、司は、何時もの倍速でバスルームを出て、自身のベッドルームに戻って居たのだった。


其処で、バスルームから出て来たつくしは、司のベッドルームに戻って居た司自身を観て、言って除けるのだった。


「道明寺は、此処(司の自室で在る ベッドルーム)で、寝るよね?
 私は、隣のゲストルームのベッドで寝るね。」と、言い乍ら…。
つくしは、司のベッドルームのドアを開け様として居たのだった。


其処に、司は、慌てるかの様に、つくしの腕を掴んで、自身の腕の中に収めるが如く…。
司は、つくしを抱き締めたのだった。


そして、司は、つくしに、懇願するのだった。


「つくし…。
 俺は、つくしが嫌がる事は、一切、しねぇ…。
 俺は、つくしを傷付けたくはねぇんだ。
 けど…。
 今夜は、俺の傍で、寝てくれねぇか?
 もう、つくしと離れたくはねぇんだ。
 今の俺とつくしの付き合いは、まだ、桃乃園総帥から、認められてねぇ。
 だからこそ…。
 俺は、つくしと、こうして、抱き締め合い乍ら、眠るだけで良い。
 其れだけで、良いから…。
 俺と一緒に、眠ってくれねぇか?」と…。


だからだったのかも知れない。
つくしは、本音を口にするのだった。


「道明寺…。
 私…ね。
 今日、思ったの。
 あの時…。
 あの山荘で、中に居た男達を見て、思ったの。
 “此れからの私は、如何成るんだろう。”って…。
 凄く、後悔した。
 英徳(学園)の高等部に通って居た頃…。
 道明寺家のSPに、見付かりそうに成って…。
 道明寺邸の東の角部屋に、逃げ込んだ時…。
 私…。
 其の時に、道明寺に言ったでしょ?
 “5年は掛かるかも…。”って…。
 だから…ね。
 “何で、そんな事を言ったのかなぁ~。”って…。
 リリーズの3人に捕まって、山荘の中に、無理矢理、入れられた時に、思ったんだ。
 道明寺に、そう話しした時は、怖さが先に立ってしまって…。
 中々、前に進む事が出来なかったの。
 でも、いざ、こんな形で、そんな辛い状況に成り掛けた時…。
 其の時の情景が頭の中に出て来て、凄く、後悔したの。
 でも…。
 道明寺が、私を助けに来てくれた。
 道明寺は、何時も、私が、ピンチに成ると、助けに来てくれるよね。
 有難うね。」と…。


其の時の司は、つくしを抱き締めた状態で、顔は、緩んで居たのだ。
勿論、つくしの言葉が、嬉しかったから…だったのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、言えた言葉だったのだ。


「ったりめぇ~だろ‼
 俺は、つくしに、何か有れば…。
 必ず、助けに行く。
 其れは、今も、昔も、変わらねぇよ。
 其れに、まだ、5年は、経ってねぇだろ?
 俺は、必ず、桃乃園総帥から、認めて貰える様に、頑張る。
 だから…。
 桃乃園総帥から、俺が、認められた時には、つくしの全てを、俺にくれねぇか?」と…。


だからだったのだろう。
つくしは、『後悔先に立たず』と、いう気持ちで居たので、つくしは、そう言って来た司に、頷くのだった。


だが、つくしは、何故…?
つくしが、リリーズの3人に寄って、連れ去られた事を、司が、知って居たのか?
不思議だったのだ。


だからだったのかも知れない。
つくしは、司に、訊き始めるのだった。


「でも、如何して、私が、連れ去られた事を知って居たの?
 やっぱり、SPが、報告したとか?」と…。


だからだったのだ。
司は、つくしに、説明するのだった。


「滋と三条だよ。
 あの二人が、つくし見たさに、桃乃園学園に、向かって居たらしい。
 其処に、如何やら、三条が、異変に気付いたらしいわ。」と…。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、思うのだった。


“(桃乃園学園)の門を出た所に、停車して居たあの車には、滋さんと桜子が、乗って居た
 と言う事か?”と…。


なので、つくしは、司に、言って居たのだ。


「そうか?
 滋さんと桜子が、私に、気が付いてくれたという訳だったんだね。
 ほんと、私は、皆に、助けられてるね。
 感謝し無きゃ~。」と…。


なので、司は、未だ、抱き締めたままのつくしに、言って除けるのだった。


「ああ。
 そうだな。」と…。


だからだったのだろう。
司は、つくしに、再度、訊くのだった。


「今夜は、此のまま…。
 抱き締めたままで、俺と一緒に、寝てくれるか?」と…。


なので、つくしは、そんな司に、頷くのだった。
真っ赤な顔をした状態で…。


だからだったのだろう。
司は、つくしを横抱きにした状態で、ベッドに寝かせるのだった。


そして、公約通り…。
司は、つくしに腕枕をしたままで、つくしを腕の中に収め、大人なkissをし乍らも、司とつくしは、眠りに着いたのだった。



そして、翌日の司は、つくしを桃乃園邸に送り届け、桃乃園総帥に呼び出され、桃乃園総帥と、話しするのだった。


「つくしを助けてくれたらしいな。
 礼を言うぞ‼」と…。


だからだったのだろう。
司は、桃乃園総帥に、返答するのだった。


「つくしさんを助けられるのは、私しか居ないと、思って居ます。
 ですから…。
 お礼は、有り難く頂きますが…。
 承知しております。」と…。


其処で、桃乃園総帥は、確信に触れるのだった。


「犯人は、英徳学園の学生だったらしいな。」と…。


なので、司は、嘘偽り無く、話しし始めるのだった。


「はい。
 英徳学園に通って居た頃のつくしさんの同級生でした。」と…。


其処で、桃乃園総帥は、SPの証言の話しを司に、伝えるのだった。


「つくしに、就けて居るSPの話しじゃと…。
 桃乃園(学園)の学生が、つくしに声を掛けて、話しして居たらしい。
 SPが言うには…。
 つくしの高等部の頃の級友が、つくしに声を掛けて居たので、“油断してしまった。”と、
 申して居った(おった)。
 で、君は、道明寺家のSPを、つくしに就けて居たらしいな。
 其れも、今回の件で、うち(桃乃園家)のSPから聞いた。
 なので、君の秘書の西田君にも、道明寺家のSPに訊かせた。
 そうしたら…。
 うち(桃乃園家)のSPと、同じ事を申して居った(おった)らしい。
 なので、つくしを連れ去った桃乃園(学園)の学生と英徳学園の学生の親の会社への制裁
 は、取り敢えず…、契約解除とした。
 英徳学園にも、申し伝えたが…。
 英徳学園の学生は、退学処分と成った。
 なので、つくしを連れ去った桃乃園(学園)の学生に関しても、退学処分とした。
 其れで、如何だろうか?」と…。


なので、司は、桃乃園総帥に従う姿勢を、見せるのだった。


「承知致しました。」と…。


ところが、今度は、司が、ピンチと成ったのだ。


「で、何故、昨日に起こった事件にも関わらず…。
 つくしは、翌日の帰宅なのかね?」と…。


なので、司は、慌てるかの様に、桃乃園総帥に、説明するのだった。


「其れは、私が、つくしさんに、懇願しました。
 もう、私は、つくしさんと離れたくは無かったんです。
 ですので、昨夜は、一緒に、居ました。」と…。


だが、桃乃園総帥の顔付きは、険しく成って居たのだった。


「と言う事は…。
 君は、つくしに、何をしたのかな?」と…。


なので、司は、真剣な顔付きに成り、桃乃園総帥に、話しし始めるのだった。


「何もして居ません。
 私とつくしさんは、一緒には、寝ましたが…。
 私は、何もして居ません。
 嘘では在りません。
 未だ、私は、桃乃園総帥に、認めて頂いて居ない立場です。
 ですから…。
 つくしさんの婚約者として、桃乃園総帥から認めて頂いてから、コトを進めたいと思って
 居ます。」と…。


だからだったのだろう。
つくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、そんな司を、更に、興味津々の様子で、観て居たのだった。